合成麻薬MDMAを一緒にのんで容体が悪化した飲食店従業員・田中香織さん=当時(30)=を死亡させたとする保護責任者遺棄致死、麻薬取締法違反(譲り受け、譲渡、所持)の罪に問われた元俳優・押尾学被告(32)に対する裁判員裁判の初公判が3日、東京地裁で開かれた。押尾被告は保護責任者遺棄致死罪について「保護責任はありません。わたしは無罪です」と無罪を主張。譲渡罪も起訴内容を否認した。初めて有名人が対象となる“劇場型・裁判員裁判”が、ついに開廷した。 ◇ ◇ 昨年12月に再逮捕されてから9カ月。押尾被告の白髪交じりの髪は肩まで伸びた。黒のスーツに白シャツ、ブルーのネクタイ姿。やつれた表情だが、眼光...