阪神・矢野燿大捕手(41)が3日、大阪市内のホテルで会見を開き、今季限りでの現役引退を発表した。2日に球団首脳と会談し、引退を了承された。会見では、優勝争い中の公表に対する申し訳なさと、右ひじの故障に苦しんだ悔しさを、あふれる涙と共に振り返った。中日で7年、阪神で13年という20年のプロ野球生活にピリオドを打つが、将来、指導者の道を歩むことを視野にいったんユニホームを脱いで、解説者として新たな道を進む。 ◇ ◇ 戦いの日々に思いをはせた。幸せだった。同時に、申し訳なくもあった。優勝争いのさなかの引退の決意、その中にいられない、悔しさと寂しさ…。言葉にすると感情が込みあげてくる。矢野の目は...