宮崎・高鍋農の田村主将が始球式 故郷に勇気を与える一球(8月7日 11:00)
 口蹄疫の被害に苦しんだ宮崎県立高鍋農業高校の野球部・田村栄二主将が7日、第92回全国高校野球選手権大会の開幕試合で始球式を務めた。故郷に希望と勇気を与える一球は、捕手のミットに収まり大歓声を受けた。 高鍋市の畜産農家は壊滅的な被害を受け、同校でも実習用に飼育していた牛53頭、豚281頭の殺処分が余儀なくされた。田村主将は畜産農家の子どももいる部員を励まし、チームをまとめた。 口蹄疫の影響は宮崎県の球児の夏にも及んだ。感染拡大防止を理由に、5月末から対外試合ができなくなり、選手たちは本来の調整ができなかった。宮崎大会開催にも苦労がつきまとった。開会式は中止となり、開幕日程も6日繰り下げられた。...