「オールスター第1戦、全パ1-4全セ」(23日、ヤフド) 打者に向かって、白球が牙をむいた。四回無死一、二塁。阿部への2球目。日本ハム・ダルビッシュの投じたカットボールは、浮き上がるように懐へと切り込んで行った。球界屈指の強打者も、窮屈なスイングでファウルにするのがやっと。前日に「下手したら、空振りして顔に当たるかも」と話していた“新魔球”だった。 捕手の嶋に直球、チェンジアップ、そしてカットボールの3種類のみで行くと宣言し三回から登板。33球中13球の新球を投げた。三回2死には昨年の球宴で右肩に直撃する打球を放たれたラミレスと対戦。「こっち来んな」と打球が来るのを避けるため、2球連続で“魔...