「巨人7-4広島」(24日、東京ド) 運命の巡り合わせか。追悼試合で巨人を勝利に導いたのは木村コーチの同級生、谷だった。1点を追う八回1死満塁。高橋の直球を振り抜き、左中間席へ逆転の1号グランドスラム。「今日は拓也の日だったので。打つしかないと思った」。一塁を回り、ヒーローは両手を突き上げた。 お立ち台では涙が止まらなかった。「拓也とは同級生で、いつも励まし合って、ずっとやってきたので。先に逝かれて、本当に悲しい…」。7日に木村コーチが急逝してから涙を見せまいと誓っていた37歳が、ついにこらえきれなくなった。 アテネ五輪でチームメートになり、木村コーチは06年に広島から、谷は07年にオリック...