小笠原“ガッツ魂”で奇跡Vに導いた (10月11日)
 「ヤクルト1-3巨人」(10日、神宮) 言葉にならなかった。つらかったことも悔しかったことも全部、忘れた。「もう最高!きょうはもう何も聞くな!」。苦しみを乗り越えてつかんだ連覇。厳しいサムライの表情は、もうなかった。 人生で初めて体にメスを入れた昨年11月10日。そこから巨人・小笠原の苦悩が始まった。損傷した半月板を除去した左ひざは、想像以上に動いてくれなかった。いら立ちの日々 バットすら満足に振れない日々。術後初めて、トレーナーが投げる緩いボールを打ったときは、半数以上が前に飛ばなかった。「まったくダメ。ありえない」。いら立ちから、大事なバットを地面にほうり投げた。 開幕を迎え、左ひざの痛...