金本1270得点!長嶋さんに並んだ (10月5日)
 「ヤクルト2-2阪神」(4日、神宮) 夜10時。新井の二塁ゴロをネクストサークルで見届け、金本はゆっくりとベンチへ下がった。この瞬間、阪神の勝ちはなくなり、超満員スタンドから重いため息が漏れた。試合後、指揮官に罵声(ばせい)を浴びせる三塁側席のファンを立ち止まって、じっと見た。再び、バスへ続く道を歩き、左翼席からの歓声を浴びた。 個人記録に無関心の金本が知るよしもないが、この日また、偉大な記録でミスタープロ野球と肩を並べた。 四回先頭で先発加藤から右前打を放ち出塁。暴投で二進し、今岡の遊ゴロの間に三塁へ。続く鳥谷の中前打で、同点の本塁を踏み、リーグ3位タイの今季83得点目を挙げた。この得点で...