「ヤクルト7-5阪神」(3日、神宮) 重く暗い逆転負けの中にも、光は見えた。気持ちを切り替え、次の戦いへと目を向けた時に、阪神・安藤の健在が大きな収穫となった。6回を3安打無失点。安定感に満ちた投球と打席で示した勝利への執念は、首脳陣とファンを安心させるものだった。 「負けちゃったんでね。負けたら一緒。でも、まだ次もあるからね」 チームが負ければ喜べない。自分のゼロ行進を笑って振り返る気にはなれなかった。それでも、勝利に値するピッチングを見せた。6回を投げて、3者凡退で封じたのは4度。唯一のピンチとなった三回無死二、三塁の場面でも後続を打ち取って切り抜けた。 ピッチングだけでなく、バットでも...