「阪神2-3巨人」(30日、甲子園) ここで終わりではない。だから、野球は面白い。最後は絶対に笑って終わる。天敵を攻略してリーグ優勝を決めてやればいい。敗戦の中でも、阪神・鳥谷が放った価値ある一矢。虎の3番として意地を込めた一打は、必ずやグライシンガーの脳裏に焼き付いたはずだ。 マウンドに立ちはだかったのは宿命のライバル。この日を含め4試合で1勝3敗、対戦防御率1・29と抑え込まれている難敵が相手だった。試合展開も六回までに3点のビハインドを背負う苦しい内容。そんな中で放った1本のタイムリーが、鳥谷を「次の対戦につながると思います」という気持ちにさせた。 六回一死一塁で迎えた第3打席だ。カウ...