球児お帰り…聖地が待ってた (8月29日)
 「阪神6-5中日」(28日、甲子園) 劇勝の生還が待ちきれない。久々に飛び込んだ歓喜の輪。その感触が心地よく、懐かしかった。打たれはした。追いつかれもした。しかし仲間とともに勝利の喜びを分かち合えたことが、阪神・球児はうれしかった。 「勝ってよかった…」。興奮冷めやらぬ勝者の列。ロッカールームへと向かいながら、自然と笑みがこぼれた。 悪夢の北京五輪からの復帰後初マウンド。「それは別に気にならなかったけどね」。球児は言った。その言葉にウソはない。しかし本人すら気付かぬ心のどこかに、重圧を感じていたのかもしれない。 地鳴りのような歓声に迎えられ、33日ぶりに聖地のマウンドを踏み締めたのは1点リー...