「北京五輪・野球3位決定戦、米国8-4日本」(23日) 伝えなければならない。いや、伝える義務がある。日の丸を背負って敗れた1人の野球人として、そう感じた。選手宿舎での最後のチームミーティングを終えた球児は報道陣の質問に立ち止まると、ゆっくりとした口調でこの五輪での戦いを振り返った。 「野球の質が違いました。日本の野球が負けているというわけではありません。まったく別物だと思う」 劣っているとは感じなかった。しかし、他国の野球にあって日本の野球にはない「何か」が決定的な差となり、日本は敗れた。球児は、そう感じていた。 1次リーグではキューバ、台湾戦など3戦に登板。1人の走者も許さぬ快投を見せた...