「広島5-14阪神」(19日・広島) 打てる気がしなかった。だから念じた。 これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすには十分な一撃で試合を決めた。これぞ満塁男の真骨頂。阪神・関本が今季2度目の6号満塁弾で負の連鎖を断ち切った。 「超まぐれ…」 試合後、帰りのバスへ向かう関本は照れくさそうに首をかしげた。「外野フライでいいと思ったけど、その外野フライも打てる気がしなかった」 二回の打者一巡猛攻で5点を挙げ6-0の圧勝ムードも、四、五回に反撃を食らい2点差。3連敗中の嫌な空気がナインを支配した。 六回。相手が犯した3連続四球を林、葛城の連続タイムリーで流れを引き戻し、なお満塁で巡ってきた関本の第4打席...