「巨人7-0阪神」(12日、東京ドーム) 森羅万象、流れが悪いときに犯したミスは、確実に致命傷となる。絶対厳禁の掟(おきて)を破り、先頭打者に出した四球は、恐るべき負の連鎖を巻き起こし、猛火となって阪神の勝機もろとも焼き尽くした。 0-2の七回。2番手で登板した渡辺が、無死から鶴岡に対し、フルカウントから投じた外角スライダーがボールとなり、四球で歩かせたことが、悪夢の始まりだった。 「あの回を抑えていれば、何とかなったんですが…」 だが、パンドラの箱を開けたかのように…。続く代打・亀井の打球は遊撃へのゴロだったが、一走がスタートを切っていたことから、鳥谷が併殺を狙うもオールセーフの野選。送り...