放医研で研究費不正プール=架空請求で3200万円分−文科省が調査指示
 独立行政法人放射線医学総合研究所(千葉市)は28日、業者に架空発注を行う手法で、国からの研究費約3200万円をプールしていたと発表した。関与した職員は退職者11人を含む計43人で、これまでに私的流用は見つかっていないという。文部科学省は同日、放医研に対し詳しい調査を指示した。 放医研によると、大学や研究機関での国の研究費の不正受給などが相次いだため、今年に入り内部調査を実施。放医研職員の研究者らが、業者に消耗品などを直接発注し、実際に品物が納品されていないのに代金を支払い、プールさせていたことが分かった。 架空発注は少なくとも2000年ごろから行われていたとみられ、今年3月時点の残高は約31...