オリックスに返礼 パウエル流粘り勝ち
 「二重契約」問題で世間を騒がせたパウエルが、今季初登板で560日ぶりの勝利。前代未聞の騒動も、因縁のオリックスとの初対決も、彼の思うがままに収まったのだ。  1回。マウンドへ上がるパウエルに、敵地のファンからヤジが飛んだ。「帰れや、お前は」「ボコボコに打たれてまえ」。絶妙の大阪弁も、米国人の心には刺さらない。意気揚々と三者凡退で終えた。2回は一転、カブレラと浜中にソロ本塁打を浴びた。ともに外角高めに浮いた直球。ここで修正できるのも、彼のしぶとさ。「重心を後ろに残して投げるようにしたんだ」...